虹の橋を渡る犬たち

今週は、お友達の犬3頭が虹の橋を渡りました。
1週間の間に、3頭も、なんて、今までなかったこと。
知らせを受けるたびに、色々と考えてしまう週でした。

今日は、ヒューゴの散歩の手伝いに来てくれていたお友達の犬へのお別れを言いに、家に行ってきました。
ヒューゴと遊んでくれたリオの同居犬、モリーが亡くなったのです。
黄色がモリーのカラー。なので、黄色いバラを入れたブーケを作ってもらって持って行きました。

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モリーが亡くなる前日の夜9時半頃、友達が電話をくれて、明日朝10時にモリーを旅立たせることにしたので、
お別れにきていいよ、と知らせてくれました。
ここ数週間で、急激に衰えて、下半身が自由がきかなくなり、トイレに行くにも寝返りを打つにも介助が必要になったモリー。
複数の獣医さん、レーザー治療専門の獣医さん、ホメオパシー、等々試して、改善しなくて。
目が見えなくなって数年は、家の中の工夫と散歩の工夫だけで問題なく過ごしてきたけど、今回の変化では、
Quality of Lifeが急激に下がった。目の輝きもなくなった。
これ以上動けないことと痛みから解放してあげたいと、悩んだ末の安楽死の選択でした。

友達とは、これまでにも、安楽死について、話し合ったことがありました。
友達は過去にも、自分の犬を旅立たせた経験がありました。
わたしには、その経験がなく、しゃりひゅーが回復の見込みのない病気になったときに、同じように決断できるかどうか?
その自信はない、でも引き止めてしまって延命措置をしたくなるかもしれないと正直に伝えました。
友達は、これまでの犬たちのときに、自分がどういう気持ちでその決断をしたのか、話してくれました。
そんな話を先日土曜日にもしたばかりでした。

友達からの電話を受けたあと、夜10時から翌朝10時までの12時間。
もし、自分の犬と過ごす時間が、あと12時間と迫ったら、一体何をするだろうか。
実際に、今この瞬間瞬間を、友達とモリーはカウントダウンを過ごしている。
わたしが12時間のカウントダウンを受けていたら、きっとその場から犬共々逃げ出したくなったかもしれません。
あと12時間後には、横で息をしているこの子がいなくなってしまう。
・・あと11時間後には、、、
・・あと10時間後には、、、
と、自分がした決断で押しつぶされてしまいそうです。
時間が近づくにつれて、これが最後の晩ご飯、これが最後の添い寝、これが最後の朝ご飯と、
1つ1つの出来事を噛み締めながら過ごすことでしょう。
つらい時間だけど、でも限られた時間と分かって過ごすので、とても濃い時間を過ごせるということなのかもしれません。

想像して、疑似体験して、友達のことを思って、泣きました。
まだしゃりひゅーが元気でいることに、深く感謝しました。
この瞬間瞬間を大事にしようと思いました。
手近にいたひゅーに抱きついて泣いたら、迷惑そうな顔をしてましたが、つきあってくれました。

予定の10時から約1時間後に、友達の家に到着しました。
目を赤くした友達と抱き合ってひとしきり泣いて、それからモリーに会わせてもらいました。
「思ったより、穏やかでしょう」と友達。
花びらを散らしたお気に入りのブランケットの上に横たわったモリーは本当に穏やかな顔をして、眠っているようでした。
もう1人の友達も駆けつけて、3人でモリーの話をしました。
涙も出るし、笑顔も出るし、でもやっぱり涙の多い時間でした。

自分が犬を見送る立場になったときに、間違いなくこの光景が思い出されるのだろうと思いながら、
モリーに別れを告げさせてくれて、その場をシェアしてくれた友達に感謝しました。
すごく親しい人しか声をかけなかったの、ひとりでお別れしようかとも思ったんだけど親しい友達とはシェアしたくて、
と話してくれました。前日に3人の友達に電話したうちの1人に入れてもらえたと後から知りました。
「あなたにも、そのときが来たら、分かるし、そのときに、最愛の犬にベストな選択ができるわよ」という友達の、
泣きながらも穏やかな気持ちが伝わってきました。
なんだか、友達のために、モリーのために駆けつけたはずが、わたしが励まされたようでした。
心の準備はまだできていませんが、1日1日を犬たちと大事に暮らそうと思いました。
自分の犬たちのときには、しっかり受け止められるようになりたいと思います。

今週亡くなったわんちゃんたちのご冥福をお祈りします。
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by schalihugo | 2012-03-15 23:20 | しゃりままのひとりごと


2010年5月に東京からヒューストンに引っ越して来たコーギーのシャーリとベルジアンタービュレンのヒューゴのブログです。


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<Profile>

しゃりまま:
南アフリカ、ドイツで合計7年間暮らした後、ドイツ系企業に勤務。「家庭犬のしつけ」に興味を持ち勉強を始め、2004年から東京のCan! Do! Pet Dog Schoolに所属。2010年5月に米国テキサス州に引っ越し、犬三昧な日々。CPDT-KSA.
ブログ ヒューストン犬便り

シャーリ(Schali):
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク。2002年8月14日生まれの女の子。しゃりままと一緒に3度ドイツに渡り、ドイツ、チェコ、フランス、ベルギー、ルクセンブルクを旅した旅犬。日本は北海道と沖縄に行って全国制覇・・・したつもり?!
2014年3月11日に、11歳6ヶ月で虹の橋へ旅立ちました。

ヒューゴ(Hugo):
ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレン。2008年7月8日生まれの男の子。格好良いシティボーイを目指すはずが、インターナショナルシティボーイに路線変更。ともすると、カウボーイに変更か?!2013年7月、念願のCGC合格♪

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